大学の就職課から、先輩社員が持ってきた案内状を紹介されたことがきっかけで西川毛織を知りました。少数精鋭の組織に魅力を感じて、面接を受けることに。試験や作文が一切なく、面接のたびに複数の社員の方と話し、最後の社長面接をパスして採用されました。
正直、採用の過程に驚きました。視点を変えると、私という人間を社員のみなさんが選んでくれたんだとわかり、うれしかったです。

社員数の多い大企業より、少人数で活気のある会社で働きたいと思っていました。

小売店様やアパレルメーカー様にフォーマル生地を提案する営業担当です。
「こういう生地が売れるのではないか？」と自分で考えたら企画部門に相談。サンプルを作り、お客様に提案します。
企画した生地が採用されると量産され、最終的に売上になります。

残業をするほど怒られます。就業時間内で仕事を終わらせることが能力であり、評価されるポイントとなるため、その点で厳しいかもしれません。ただ、そういう雰囲気の中で仕事を進めていくので、全員が少しでも早く帰れるよう努力します。早く帰宅できれば、趣味や家族との時間も増えますし、1日の中にメリハリができますよね。
今でこそ「ワークライフバランス」と叫ばれていますが、少なくとも私が入社した18年前から、西川毛織はそうでした。

最後まで自分でやりきることです。
誰かに助けてもらうことはあっても、人に丸投げをするようなことだけはしないように気をつけています。

少しでも無駄を省くことです。
毎日当たり前のようにやっていたことが、実は、非効率的で余分なコストが掛かっていたなんてことが、たくさんあります。無駄を省くと、本当に大切なものが見えてくる。そこに注力していきたいです。

お客様からも社員からも、頼られる存在になる。後輩がもっと働きやすいと感じる環境を作る。
人の成長が、企業の成長になることを信じています。

担当は事業部ごとに分かれていますが、それを飛び越えて他の事業部のことまで気にしてくれる社員が多いです。
そのため、どこかで何か問題が起こっても、社員一丸となって解決しようという雰囲気になります。とても心強いです。

お客様に生地を提案して採用となり、量産され、店頭に洋服が並んでいる景色を見ることは、何度経験してもうれしい瞬間です。さらにその製品が「よく売れているよ」と言われた時は、「よし、次も頑張ろう！」って思います。

頑張れば、頑張っただけの喜びが形になって見えるところです。
担当として売った商品が、形になって店頭に並ぶのを見ることは本当に感動的です。
家族にも、「パパの会社が作っている生地なんだよ」と自慢しています。

モノを作ってくれる方です。私は営業という立場ですので「こういうものが欲しい・売りたい」と希望を言うだけです。言うのは簡単ですが、形にすることはかなり難しい。だから毎日生産に従事してくださる方々には、感謝の思いしかありません。

スノーボードです。
大自然に囲まれた山の中を板一枚で自由に滑られることに、魅力を感じていました。当時は、毎週のようにゲレンデ通いしていたものです。学業と趣味のオンオフの切り替えが、社会人になってからも生かされています。現在はスノーボードに行く回数は減りましたが、ゴルフにキャンプにと休日にリフレッシュをして楽しんでいます。

ガソリンスタンドで4年間アルバイトしました。
地域に密着している小さいガソリンスタンドでしたので、ただ給油するだけではなく、お客様と世間話をしたりしてコミュニケーションをとっていました。その経験が、今の営業という仕事に生かされていると思います。

納期の見込みが甘く、遅れそうになったことがあります。
正直に自分のミスをお客様に伝え、少しでも納期を伸ばしていただけないかを相談しました。
先輩や上司、後輩らが助けてくれたため、結果的に思ったよりも早く完成。お客様も納期を伸ばしてくださったため、問題なく納品できました。社内外のたくさんの方の助けがあり、解決できました。

いろいろなことに関心・興味を持って積極的にチャレンジ！とにかく「やってみる」ことが大事です。
結果的にそれが失敗だったとしても経験となり、自分自身のノウハウになります。必ず将来のためになりますよ。

「聞いたことがないから……。」と興味も持たずスルーしている会社はありませんか？会社名は関係ありません。
小さくても、地味でも、自分が成長できる会社は、たくさんあると思います。広い視野で見れば、きっと新しい発見があるはずです。

8:00　出社、メールのチェック
8:45　朝礼、掃除
9:00　部内での簡単なミーティング
9:30～12:00　電話対応、サンプル作り
12:00〜13:00　昼食、休憩
13:00〜17:00　営業のため外出
17:30　退社